David myhr来日公演の思い出
11月6日に新代田FEVERで行われる、The Wellingtons Japan Tour 2017ファイナル公演に出演が決まっているex)MerrymakersのポップマイスターDavid Myhr。どんなステージを見せてくれるのか想像しながら彼が2012年に行った来日公演を振り返る。
2011年の年末だったろうか。あのDavid Myhrのバックバンドをやらせてもえるという話が突然持ち上がり、年末年始もなんとなく落ち着かないまま過ごし、少し前倒して来日していたDavidとの初リハーサル。もう無くなってしまったが、愛すべき大塚のハモンスタジオでDavidを待ち受ける日本人メンバー三人。ギター・キーボードに今は亡き天才ミュージシャンHGYMこと橋口靖正、ドラムは元Onepercenters・PLECOの後藤竜二、そしてベースはわたくしナード学長のオサムという今考えるとベース以外は素晴らしいメンバーだった。別件でかなり遅れて到着したDavidは早くリハーサルをしないとやばいと焦る3人を前に、落ち着き払って「まずは座ってコーヒーでも飲もう」とにこやかに自己紹介を始めたのだった。
Davidは非常にジェントルな人柄で、英語の拙い僕と橋口くんに対しすごくゆっくりライブのプロットを説明してくれた。一緒にプレイするともうその素晴らしさでテンション上がりっぱなし。少し合わせただけなのにDavidは橋口くんの才能に気が付いたのかあれこれ細かい注文を矢継ぎ早にして、その出来にとても満足そうだった。
当日は本当に楽しすぎて記憶が断片的なのだが、とにかく素晴らしい体験だった。あのDavid Myhrの演奏を生で見ることが出来るだけでもすごい事なのに、一緒にプレイできるとは。とても良いメンバーでサポート出来てうれしく思う。Davidは「David Myhr and the merryfakers」と名付けてくれ、うれしそうだったのが記憶に残っている。出番直前に楽屋で4人で撮った写真は今も大切な宝物だ。
タイムリーに橋口くんのトリビュートアルバムがリリースされるとのニュースが飛び込んできた。Davidとメンバー3人で乾杯したかったなぁ。
故・橋口靖正を愛するアーティスト集結、2枚組アルバム発売
David Myhr & The Merryfakers/Cut to the chase
今回の来日では一体どんな曲を演奏してくれるのか非常に楽しみである。前回の来日公演時はソロ演奏パートとバンドセットパートに分かれていたのだが、今回はThe Wellingtonsのツアーファイナルということもあり、一緒に何かやってくれるのではないかと非常に楽しみである。もちろんMerrymakers時代の曲も聴きたいけれど、ソロアルバムも名曲だらけで全部聴きたいし新曲も聴きたいしと妄想が終わらない。
ワタナベオサム
The Wellingtonsツアー日程詳細は下記の通り。
＜The Wellingtons Japan Tour 2017＞
The Wellingtons Japan Tour 2017
10月27日(金) 渋谷club乙
10月28日(土) 京都MOJO
10月29日(日) 広島UP-WARD
10月30日(月) 福岡Kieth Flack
10月31日(火) 大阪CLAPPER
11月1日(水) 名古屋CLUB ZION
11月2日(木) HEAVEN’S ROCK 宇都宮 VJ-2
11月3日(金) 高崎club FLEEZ Asile
11月4日(土) 新代田FEVER
11月5日(日) つくばPARKDINER
11月6日(月) 新代田FEVER with David Mhyr
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Oct 30, 2017
