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【INTERVIEW】『TFCのノーマンが「おまえら俺の曲パクっただろ」って言うくらいになりたいですね』 totos インタビュー

totos 「Everything」リリース記念

バンド初となる7インチをFLAKE RECORDSからリリース、そしてリリースツアーを終えたtotos。主要メンバー脱退という苦境を乗り越え新たなメンバーでライブに望むことを発表。(totosがWideShowPersonalitiesのレコ発イベントに出演決定!新ボーカリストを披露か

最新ミュージックビデオ「Everything」ではそんな苦境をおくびにも出さないフレンドリーな姿が印象的だった、ボーカルのKY。新作のリリース経緯やU-CO脱退、そしてtotosのこれからについて話を聞いた。


── 7インチEP『EVERYTHING』リリースおめでとうございます。初のアナログリリース、どんなお気持ちですか?

KY(Vo&Gt&Key): 7インチはずっと夢でしたからね。リリース出来てよかったです。FLAKE DAWAさんからこのお話もらった時DAWAさんと絡んでてよかったなぁと思いました。いやセンパイ本当にありがとうございました。天の邪鬼でどうしようもないと思ってましたが、たまにものすごく優しいからね、ツンデレなの??(笑)。改めて制作面、ツアー等関わってくれた方々、本当にありがとうございました。なんか7インチってかわいくていいですよね。うれしい気持ちで一杯です。

── 巷では和製Teenage Fanclubなんて呼ばれたりしますが、BMX Banditsなんかの香りもしますよね?バックグラウンドを教えてください。

KY: 和製TFCって言ってるのFLAKEのおじさんだけですよ(笑)。でも和製でも何でもTFCだったら最高ですね!今のお客さんたちはTFCがなんなのかも知らないだろうし、逆にパイオニアってことで(笑)。もともと長渕剛とビートルズしか聴いてなかったんです。鹿児島の田舎者でタワレコとか無かったし、上京していろんな人に音楽教えてもらって一番しっくりきたのが90年代初頭のギターポップ・パワーポップあたりで。そこから色々調べたりライブ見に行ったりして、UKの音楽が好きになりました。今は基本何でも聴きますけど。クラブミュージックからひめきゅんフルーツ缶まで。人生に疲れたらその辺を聴いて元気出してますね(笑)。BMX Banditsは大好きなバンドで、縁あって共演させて頂いたのですが、ダグラスもtotosを気に入ってくれてアルバム『roommate』ではジャケまで描いてくれたりして。やっぱり凄く嬉しかったですよ。最近無理くり海外有名バンドの前座で日本の人気バンドが出演したりするケースをよく見ますけど、あれはなんか意味があるかのなぁと思ったりしてます・・・。バンド側がお互いをリスペクトしての共演であれば、お客さんも自然とリンクしてイベントを楽しめる気がするんですけどね。TFCのノーマン•ブレイクが『EVERYTHING』を聴いて「おまえら俺の曲パクっただろ」って言ってもらえるくらいになりたいですね(笑)。

── まずは少しこれまでの作品を振り返りたいと思います。『totos mini』ではギターポップど真ん中を行きつつも、日本語詞の曲があったりとかなりポップ路線でしたよね。それまではどちらかと言うと英語詞でアート感もあって見ている側からするとツンデレだったんですが、「Happy Turn」とかぐっと身近に感じました。そもそも日本語で歌う事については、何か特別な想いがあったんですか?

KY: また後で詳しく話しますが、元メンバーのU-COに日本人なんだから日本語の曲もやったほうがいいよって言われて。それで日本語やり始めました。そりゃそうすよねって感じで(笑)。思ったことを並べていって今の「Happy Turn」ができました。中身はあるようでないのかも。あくまでもメロディ重視なので。よくお菓子のハッピーターンが好きだと思われてるみたいなんですけど、実は好きじゃないです(笑)。曲を作っている時にたまたま食べてて、メロディーとしっくりきたのでそのままハッピーターンをタイトルにしちゃっただけなんです。歌詞掘り下げたらめちゃくちゃですよね、あれハッピーエンドじゃないのでね・・・うんうん。

── そのあとファースト・アルバム『roommate』で、というより「From Now」一曲でパワーポップに括られてしまった感がありますが、実は結構いろんな事に挑戦されてましたよね。オルタナティブあり、打ち込みあり、オアシスありみたいな。何か意識の変化があったんですか?

KY: そもそも「From Now」は作ろうと思って作った曲じゃなくて。パワーポップコンピに参加しないか?というお話をもらって、そこで僕なりのパワーポップの解釈でファウンテン、ファラー、ワナダイズを意識してできたのが「From Now」なんです。だからパワーポップで正解ですね(笑)。パワーポップと呼ばれてもギターポップと呼ばれても嬉しいし、その逆でも嬉しいです(笑)。

── 「From Now」はライブでやるのが苦手とも聞きましたが?

KY: ライブでうまくノリが出せなくてずっとやっていなかったんですが、DAWAさんに「やらなあかんやろ」と言われて「あ、ハイ」みたいな(笑)。今もライブでは中々再現できないのですが、やっぱりお客さんは大好きみたいで。求められるんだから、それは嬉しいです。なのでこれからもやりますよ。

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Jun 24, 2013

 

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