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【特別連載】ナードマグネット須田亮太が語りつくすMotion City Soundtrack第2回（毎週月曜更新）

ごきげんいかがですか。ナードマグネットの須田です。
はい、というわけで第２回でございます！
第１回の原稿、iPhoneのメモにゆっくりちまちま書いてたんですけど、週１で更新しなきゃいけないと気付いて今めっちゃ焦ってます。がんばります。

(これまでのあらすじ)

2007年、大学3年生だったナードマグネット須田亮太は何やら恋愛絡みで散々な目に遭い、その時たまたま聴いたMotion City Soundtrackのサード・アルバム『Even If It Kills Me』に多大な衝撃を受け、生まれて初めて世界中のエモ・キッズの気持ちを理解したのである！

そう、わたくし実を言うと、昔あんまりエモって好きじゃなかったんですよ。
前回もちょろっと書きましたが、エモ系のバンドの曲ってなんか、ガチャガチャしてるじゃないですか。曲展開とか、曲構成とか、しっちゃかめっちゃかな感じ。「そこでいきなり拍子変わる！？」みたいな…。どっちかというとやはりパワーポップのオーソドックスな構成の曲がもともと好きだったので、なんか合わんなぁという気持ちだったんですね。

しかし！ズタボロのブロークンハートを『Even If It Kills Me』によって救われた私は、過去作を遡って聴くことでその考えを改めたのでした。
というわけで次に聴いたのはこれ。

Commit This To Memory

(2005年リリース)

彼らの2枚目のアルバムです。
プロデューサーはなんとBlink-182のMark Hoppus！そういえばブリンクの最新作めちゃめちゃ良かったですね。
ライブで盛り上がる定番曲がたくさん入ってるので、来日公演見に来るつもりの方には一番聴きこんでいただきたいアルバムです。
これも全体的にすごくキャッチーではあるのですが、前述した“エモバンド的ガチャガチャ感”のある楽曲も多く、たとえば「When You're Around」とか「Make Out Kids」とかを聴いてもらえれば、なんとなく言いたいことがわかってもらえると思います。

そしてさらに遡って聴いたのがコレ。

I Am The Movie

(2003年リリース)

記念すべきファースト・アルバム。プロデューサーはEd Roseです。Get Up Kidsとか手がけた人ですね。
こっちはさらにガチャガチャしてます。1曲目の「Cambridge」からもうすごいです。ファーストらしい初期衝動に溢れております。
ここにもライブの定番曲はいくつか収録されているので、予習は必須です。

『Even If It Kills Me』に完全に心を奪われていた私は、この2枚もとにかく聴き狂いました。やっぱりジャスティンの声とメロディが泣けて泣けて、びっくりするぐらいハマりました。色々とこじらせていた勢いで「L. G. Fuad」の歌詞を自分で翻訳してmixiの日記にアップしたりしてました。懐かしいなmixi！まだやってる人いるのかな！

とにかく、苦手だったはずのガチャガチャ感が、何故かとても心地よかったのです。
だって自分の心が一番ガチャガチャしていたから！！！！！！

つまりそういうことなのだなと思いました。
The Unlovablesという最高のポップパンクバンドの曲に「Feelin' All Emo (Since I Broke Up With You)」 (※訳「あんたと別れてから、エモ、めっちゃ入ってくる」)というのがありますが、まさにそんな状態です。
世界中のエモ・キッズもきっとこんな気持ちで初期のJimmy Eat WorldやGet Up Kidsを聴いていたのだろうな！！！！わかるぞ！！！！今ならわかる！！！！飲み行こう！！！！鳥貴族行こう！！！！！

そんなわけで大学3年生から4年生にかけて、私はここまでに挙げた3枚のアルバムを死ぬほど聴き倒しました。
軽音楽部でコピーバンドも結成しました。ドラムは秀村でした。
ご参考までにコピーした曲は以下のとおり。

「Broken Heart」 Youtube
「Not Asking You To Leave」 Youtube
「The Conversation」（これ、めっちゃ頑張ってピアノ練習して弾き語りしました。コピーバンドなのに弾き語りコーナーて！アホちゃうか自分！） Youtube
「Feel Like Rain」 Youtube
「Attractive Today」 Youtube
「When You're Around」 Youtube
「L.G.Fuad」 Youtube
「Hold Me Down」 Youtube
「Shiver」 Youtube
「Everything Is Alright」 Youtube

大学の卒業ライブで泣きながら「ぎぶみーありーずーーーん！」と歌い上げていたのが懐かしいです。あの時のDVD実家にあるから久しぶりに見たいな…。
ちなみにそのバンドでは、現在インディーポップシーンで活躍中のjuvenile juvenile岡村がギターを弾いていたり、曽我部恵一さんもオススメ！なPictured Resortの高木がキーボードを弾いていたりしました。今からしたらこの2人がMCSのコピバンやってたってめっちゃおもしろくないですか？岡村とはこの頃の来日公演も一緒に行ったなあ。今は亡き心斎橋のクアトロ。当時の前座はBEAT CRUSADERSでしたよ。ってことは僕ら今ビークルと肩並べてるってことで良いんですか！？ひえぇー！！

こうして私の学生生活はエモーショナルに幕を閉じ、更にエモーショナルな会社員時代へと突入していくのでした…。

(つづく)
※次回は９月５日（月）更新予定です。

バックナンバー：
第１回『Even If It Kills Me』
第２回『Commit This To Memory』『I Am the Movie』
第３回『My Dinosaur Life』『Go』
最終回『Panic Stations』

Commit This To Memory

▼CDバージョン

＜日本盤＞

＜輸入盤＞

▼12インチアナログバージョン

I Am The Movie

▼CDバージョン

＜日本盤＞

＜輸入盤＞

▼12インチアナログバージョン

＜Motion City Soundtrack来日公演情報詳細＞

MOTION CITY SOUNDTRACK
"So Long, Farewell Tour"
9月12日（月）梅田CLUB QUATTRO
OPEN 18:00 / START 19:00
前売￥6,900（税込み／ドリンク代別）
【チケット】
・ぴあ(P:298-092)
・ローソン(L:54818)
・イープラス(QUATTRO web:5/28-30 プレ:6/4-6)
・会場
問：06-6535-5569 (SMASH WEST)

＜ナードマグネットライヴ情報＞

「さよなら20代ツアー」後半戦スケジュール

8月28日（日）【会場】鹿児島Speed King
9月3日（土）【会場】岡山PEPPERLAND
9月4日（日）【会場】愛知・上前津CLUB Zion
9月18日（日）【会場】栃木・宇都宮HELLO DOLLY
9月19日（月）【会場】静岡UMBER
9月26日（月）【会場】大阪・心斎橋BIGCAT
10月2日（日）【会場】大阪・心斎橋Pangea

10月9日（日）【会場】愛知・名古屋CLUB ROCK’n’ROLL ※ファイナルシリーズ
ナードマグネット 1st フルアルバム”CRAZY, STUPID, LOVE” 発売記念
「さよなら20代ツアー名古屋編ツアーファイナル」
特典付き先行前売りチケット購入
受付期間：8/1（月）12:00～8/14（日）23:59
【先行特典】未発表スタジオ音源『(Let Me Be) Your Song』プレゼント

10月23日（日）【会場】東京・新代田FEVER ※ファイナルシリーズ
ナードマグネット 1st フルアルバム”CRAZY, STUPID, LOVE” 発売記念
「さよなら20代ツアー東京編ツアーファイナル」
特典付き先行前売りチケット購入
受付期間：8/1（月）12:00～8/14（日）23:59
【先行特典】未発表スタジオ音源『(Let Me Be) Your Song』プレゼント

10月29日（土）【会場】大阪・梅田シャングリラ※ファイナルシリーズ
ナードマグネット 1st フルアルバム”CRAZY, STUPID, LOVE” 発売記念
「さよなら20代ツアー大阪編ツアーファイナル」
特典付き先行前売りチケット購入
受付期間：8/1（月）12:00～8/14（日）23:59
【先行特典】未発表スタジオ音源『(Let Me Be) Your Song』プレゼント

ナードマグネットツアーファイナル大阪公演｜東京⇔大阪バスツアー乗車券