この夏、胸キュン美メロ英国ロックの正しき継承者・マーク・フリス(ザ・トルバドールズ)が来日!!　我らがThe Mayflowersが強力サポート!! / POWERPOP ACADEMY

この夏、胸キュン美メロ英国ロックの正しき継承者・マーク・フリス(ザ・トルバドールズ)が来日!!　我らがThe Mayflowersが強力サポート!!

Mark Frith JAPAN TOUR 2016

美しくてちょっと切ないメロディ、軽快なビート、みずみずしいギターカッティング、甘酸っぱいハーモニー……。そんな英国伝統のサウンドを愛してやまない皆さま、お待たせいたしました。今年の夏、The Troubadoursのフロントマン＆ソングライターとして知られるMark Frithが日本にやって来ます!!

まずはThe Troubadoursのキラーチューン「Gimme Love」をお聞きください。プロデュースはMarkの才能に惚れ込んだジョン・レッキーさん（Pink Floyd、XTC、New Order、The Stone Roses、Radiohead、Museなどなど）ですよ。

ここで、The Troubadoursのプロフィールをざっとおさらいしておきましょう。バンド結成は2002年。2007年に自主リリースした「Gimme Love」が話題となり(The Lar'sの再来、なんて声も)、ポール・ウェラーを始めとする大物アーティスト/バンドのオープニングアクトに抜擢されまくり。
この本国での熱狂は日本にも飛び火し、デビューEPリリース→サマーソニック出演→ザ・フラテリス来日公演のオープニングアクト→ファーストアルバム「The Troubadours」日本独自リリース→「Gimme Love」が全国のラジオでヘビロテに→単独来日公演……と快進撃が続きました。
しかしバンドは何度かのメンバーチェンジを経て、2009年に活動停止。2011年にリヴァプールで一夜限りの再結成ライブが行われ、ふたたび活動を再開したものの、現時点では活動休止中です。なお、Mark Frithさんは2010年にThe Captive Heartsというバンドを結成しましたが、デビューEP「Hummingbird」発表後に解散しています。

でも安心してください！　Markさんはソロ活動を着々と続けていたのです。昨年秋にリリースされた、無茶苦茶ゴキゲンなデビュー・シングル「The First Time」がこちらです。

いやぁ、タイムレスなグッドメロディを紡ぎ出す彼の才能は、錆び付くどころか、さらに磨きがかかっちゃってることがわかりますね（ソロアルバムの制作も現在進行中だそうです）。
で、この素晴らしいタイミングでの来日ツアーを実現させたのが、世界中にファンを持つジャパニーズ・パワーポップの星＝The Mayflowersなのであります。「新メンバー加入によりバンドとしての活動が再始動し、５年ぶりのUKツアーも決定したこの節目に、何かスペシャルなライブがしたい」と考えた里山理氏がMarkさんに共演を提案（2009年にThe MayflowersがUKのフェスLiverpool Sound Cityに出演したとき、二人は会っているそう）。そしてめでたく今夏のツアーが決定しました。
しかも日本ツアーに先がけ、5月23日・24日には、あのInternational Pop Overthrowのリヴァプール公演（キャヴァーンクラブ）で“Mark Frith with The Mayflowers”として共演するそうです。すごーい!!　（先日のニュースでもお知らせした通り、The Mayflowersは単独でもInternational Pop Overthrowで演奏しますよ）

さて、来日ツアーは
・Mark Frithソロ（アコースティック）
・Mark Frith supported by The Mayflowers（バンド編成）
・The Mayflowers
の３部構成。

Markさんのパフォーマンスが“ソロ”と“バンド”の２ステージ用意されている理由を里山氏にうかがってみました。
「ソングライターとして思うのは、過去も大事だけど今現在も見て欲しい！ということ。きっとMarkもソロの楽曲や“今の彼のパフォーマンス”を披露したいんじゃないかと思うんです。でもファン目線で考えると、やっぱりThe Troubadoursの楽曲を聴きたいですよね？　それも、できればアコースティックの弾き語りではなく、限りなくオリジナルに忠実なバンド編成で聴きたくないですか？　だから２ステージにしました。Markのバンドセットは、The Mayflowersのメンバー一同、完コピして挑むつもりです!!」

The Troubadoursの名曲も、制作中のソロアルバムの楽曲も、そしてひょっとしたら“あんな曲、こんな曲のカバー(!!!)”も満喫できる来日公演、ものすごく期待してよさそうです。

ソロ・パートでは、ループペダルを駆使したこんなパフォーマンスもありそう