OK!POWERPOPが結んだ愛～四国発の2バンドが感動スプリット
CHEAP AUDIO/HAMK
パワーポップ・コンピレーション「OK!POWERPOP1&2」にそれぞれ収録された2バンド、香川のCHEAP AUDIOと徳島のHAMKがスプリットアルバム「The Reminder In The 90's」をリリース。アルバムタイトル「980年代の残りカス」（笑）どおり、WEEZERやThe Lemonheadsなど90年代パワーポップへの想い入れが異常なほどに詰まった2010年とは正反対の痛快なスプリットに仕上がっている。
まずはこの2バンドの紹介を。
自称”レモン味のの泣き虫パワーポップ”の若武者HAMKはWEEZERなどUSオルタナティヴ・ロックを日本人的に消化したエモーショナルなポップサウンド！かたやそれを受けるCHEAP AUDIOはThe BeatlesやCheap Trickなど普遍的なメロディーをカレッジ・ロックが通過したサウンドをバックにグッドメロディー＆ハーモニー大洪水の素晴らしい男女混声パワーポップ。
『OK!POWERPOP vol.1』に参加のCHEAP AUDIOはファーストアルバム「Belly」の自主リリースやイベントなど兄貴分的な立ち居地で四国のシーンに独自の活躍を続け、『OK!POWERPOP vol.2』に参加したHAMKは高校の同級生で結成とチャットモンチーや四星球らと同じバックグラウンドに居ながらもかたくなにシンプルなパワーポップでありつづけた。日本のローカルシーンにいながらも精一杯大好きなメロディーを奏でる彼らは遅かれ早かれ出会っていたのだろう。
四国から発信された小さなパワーポップの潮流。これからも期待大の二組、POWERPOP ACADEMYではオリジナル特典付で入荷、2組の珍インタビューも掲載予定。
＜トラックリスト＞
01.Angel Exists [HAMK]
02.Eat Me {HAMK]
03 Song For a Love Who Caught a Cold [HAMK]
04.Big Day [CHEAP AUDIO]
05.He Wasn't There [CHEAP AUDIO]
06.Girl From Kitchen [CHEAP AUDIO]
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Feb 1, 2010
