• HOME
  • >REVIEW
  • >Jay Gonzalez “The Bitter Suite”

The Solicitors

このエントリーをはてなブックマークに追加

Jay Gonzalez “The Bitter Suite”

2015 (ATO Records)

ー13分で学べるパワーポップ講座ー
Drive By Truckersといえば今やアメリカを代表するカントリー・ロック・バンド。そのバンドのキーボード&ギター・プレイヤーのソロ作ということで、土埃舞うアーシーな音を想像してると思いっきり面食らうぞ!っていうか大いに面食らってください!そうですそうですそうなんです!Jay Gonzarez、どう聴いても彼、生粋のパワーポップ狂ですから!

ポップでメロウなメロディー&ハーモニー、パワフルなギター、印象的な鍵盤、無駄なくドラマチックな曲構成…もしもパワーポップの定義というものがあるとしたら、それを全て満たしてると言っても過言ではない!Paul McCartneyから始まりTodd Rundgren、Emitt Rhords、Badfingerなどなど先人達へのリスペクトとポップソングへの愛情がそこかしこ。この純粋さ(と頑固さ)、オリジナルな70年代パワーポップ好きなら泣いて喜ぶこと必至。アレンジも隙がない!
"パワーポップのお手本" とも言うべき5曲、というよりもロック・オペラ的にEP全体で1曲と捉えた方がよさそう。この作品に出会えたアナタは幸せだ!

<森ヒロユキ@PowerPopRevival/BOTB>

1. Light Side of the Leaves
2. Grey Matter
3. Almond Eyes
4. &$%@#!
5. Shenorock Lane


Jay Gonzalez - The Bitter Suite -

この作品とは関係ないが、彼の達人っぷりをご堪能ください Jay Gonzalez & His Acoustic Keytar - Dios Te Bendiga