Tendouji

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TENDOUJI “1stDEMO”

2014 (SELF)

9月21日の下北沢mona records、今や語り草となっているDylan Sires&Neighbors熱狂の初来日公演初日『PowerPopRevival vol.3』のオープニングを飾ったバンドということで気になっていた方も多いのでは?なので、ここでひとつご紹介。

アサノケンジ(Gt,Vo)、ヨシダタカマサ(Ba,Cho)、モリタナオヒコ(Gt,Vo)、オオイナオユキ(Dr)の4人組で、3人は中学という思春期真っ盛りを共に過ごした同級生。2014年3月に「オリジナルのバンドをやろう!」といきり立った3人は、後輩で(暇そうだった)ドラム叩いた事ないオオイを勧誘。メンバーが揃うと、結成からわずか1ヶ月でこの『1stDEMO』を完成させるという荒技をやってのけてしまったわけだ(そして、その半年後にはDylan Sires&Neighborsと同じステージに立つという!)。

それでは、デモということで下記リンクにて音を聴きながら。初期衝動をそのままパッケージしたフレッシュで熱い3曲をご堪能あれ。
1. LIFE-SIZE
アコギと絡み合う印象的なエレキのリフで気分はグラスゴー。3:55で終わらせずアコギで余韻を持たせるあたりのセンスが心地良い。
2. PLAY WITH ENEMY
はい来た、TFCマナーな楽曲だ!ライブで大合唱必至なグッド・メロディーが詰まった2分40秒。詩的な歌詞もグッとくる。
3. HAPPY MAN
1度聴いたら忘れられないストレンジな魅力。ちょっとカワイイじゃんなんて思ってるところに轟音ファズをブチ込んでくるあたり、本当”好き”なんだね!

全3曲、とにかくメロディーの良さが際立っている。思わず一緒に口ずさみたくなってしまう気持ち良さ。ややチープな音質や荒々しい演奏もポジティブに作用していて、いい意味でのインディー感を醸し出している。
この先どこまでパワーアップ&スケールアップしていくのか、正式音源の発表を期待せずにはいられない!
(ちなみに、なぜか気になるバンド名はアレやコレや詮索しても無駄。「由来は特にないですが、急に降りてきました」だそうですよ。)
<森ヒロユキ@PowerPopRevival/BOTB>

※ジャケット写真は実物と異なります


1. LIFE-SIZE

2. PLAY WITH ENEMY

3. HAPPY MAN