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The Tuts “Time To Move On”

2014 SELF

The Tutsは、ロンドン出身のガレージ/ポップ・パンクな3人組。メンバーは全員女の子です。ヴォーカルだけ女子ってのはたまにいますけど、全員女の子のバンドは珍しいですね。そんな彼女たちが、先日リリースしたデビューEPに続き、全5曲入りの2ndEPをリリースしました。

1、3、4曲目がスタジオ録音で、2曲目がライブ音源、5曲目は1曲目のリミックス、という構成になっています。個人的なことを言えば、#1「Worry Warrior」の気だるさといい意味でのもっさり感、それに#4「1,2,3」でのリズミカルでメリハリの利いたメロディーがお気に入り。楽曲がもともと備えている勢いやキャッチーさもさることながら、何より本人達が楽しんでいる様子がありありと伝わってくるし、私たちはガレージやパンクが大好きなの!という迷いのなさが、聞いているこちらにまで元気を分けてくれそうです。

ガレージっていつから女の子のモンになったんだ?ってくらい、バックの荒々しさとヴォーカルのキュートさのミスマッチにキュンキュン!Peach Kelli Popといい、Suger Stemsといい、ガレージこそが女子ヴォーカルを最も生かせるスタイルなんじゃないか?って思います。

<内田 晶悠>


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1. Worry Warrior
2. Dump your boyfriend (live)
3. Loving it
4. 1,2,3
5. Worry Warrior (remix)