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Glenn Robinson “Modern Mistakes”

2013 (Jolly Ronnie Records)

本作は、ボストンから南西におよそ100km強の位置にあるWest Warwick出身のミュージシャンGlen Robinsonによるソロプロジェクトのファーストアルバム。もともとドラマーとして数々のインディーバンドを渡り歩き、最近ではThe Pogsという90年代ソングのカバーバンドでヴォーカル&ギターも務めるマルチ楽器奏者であり、このアートワークも手掛けたというマルチタレントっぷりだ。

ヘヴィなギターリフが炸裂しつつも、しっかりとメロディはキャッチーなオープニングトラック『The Worst』から幕を開け、古い言い回しになるが“ゴキゲン”と表現するのがまさにぴったりな60'sモッズと現代のポップパンクサウンドを絶妙にブレンドした痛快で超キャッチーな「Desperate With Standards」。
初期Green Dayのような荒々しいポップネス全開の「The Last Winner」。Elvis Costello、Wellingtons並みに踊れるロックンロール/パワーポップナンバー「I Really Shouldn't Bother」など、全10曲収録。
Green DayのラウドなポップさとElvis Costelloの軽快なポップさを足して、Foo Fightersが演奏したかのようなタフさ。音源だけでもその勢いは伝わってくるが、これはやはりライヴで全身で感じてみたい。


<トラックリスト>
1. The Worst
2. Gimme Insanity
3. Wavelengths
4. Desperate With Standards
5. Outta My Head
6. Tambourine
7. The Last Winner
8. I Really Shouldn't Bother
9. Hang Around and Stay Awhile
10. Fire in the Hole