• HOME
  • >REVIEW
  • >THE SLINGSBY HORNETS "Borrowed and Blue"

THE SLINGSBY HORNETS

BUY

このエントリーをはてなブックマークに追加

THE SLINGSBY HORNETS "Borrowed and Blue"

2012(EXPEDITION HOTDOG) ¥1,680(taxin)

Brian May狂を前面に打ち出したハードなギターリフ、調子っぱずれな歌、そう、あのJon Paul Allenのソロバンド、The Slingsby Hornetsが4枚目のスタジオアルバム『Borrowed and Blue』をリリース!本アルバムはのっけからCarpentersの名曲「Yesterday Once More」の壮大でアップビートなカバーからはじまるように、半数がカバー曲(残りが新曲)。カバーは原曲を知るだけに彼の”手癖”がいかにユニークなのかを再確認。カバーで容易に掴まれてしまった人はたちまち彼の罠に陥ってしまうのだろう。ああ、そんなこと書いていると、超スタジアムロックなボーナストラック曲「Move It」が、そうこうしているとまた戻ってChris De Berghの原曲無視の「The Lady In Red」を聴きたくなってしまう。また頭の「Yesterday Oncemore」が流れてきたときには・・・

しかし特撮人形劇、宇宙船XL-5(FIREBALL XL5)のテーマ曲のハマりぶりなど見ても、彼の曲はポップで歌モノにもかかわらずサウンドトラック的な何か、冒険物やヒーロー物、映画などからインスパイアされたものを感じてならない。Queen、Cheap Trick、Redd KrossからGun's Roses、Wildheartsなどハードロック・ポップのファン、このグラムなテイストとギターの音はすかんちファンにもオススメしたい。


アカデミー用に作ったという日本語のアルバムタイトルと収録曲名が記載された(自分でやったとか!?)茶目っ気たっぷりの特別”帯”仕様盤。ピンバッジ付


Tracklisting:
1. Yesterday Once More (The Carpenters)
2. The Games That We Played
3. Little Things (Bobby Goldsboro / Dave Berry)
4. Love, Love
5. Rock On (David Essex)
6. It’s Gonna Rain
7. The Lady In Red (Chris De Bergh)
8. Answer ?
9. I Wish I Was A Spaceman (Theme from Fireball XL5)
10. Growin’ Old Disgracefully
11. Move It (2012) (Sir Cliff Richard & The Shadows) *bonus track



www.theslingsbyhornets.co.uk
www.facebook.com/TheSlingsbyHornets